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後場に注目すべき3つのポイント~主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト

2015/12/2 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト ・ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ・Fリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>が日経平均を約35円押し下げ ■主力処は高安まちまち、小型株やテーマ株などへシフト 日経平均は小反落。10.28円安の20002.12円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。昨日はインデックス買いの影響から約3ヵ月半ぶりに節目の2万円を回復したこともあり、利益確定の流れが先行。ただし、下を売り込む流れではなく、一時19926.22円まで下げた後は、2万円近辺での底堅さがみられ、前引けにかけて下げ幅を縮める展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに小幅に上昇している。セクターでは空運、建設、電力ガス、不動産、保険、その他金融、情報通信、医薬品、水産農林が上昇。半面、倉庫運輸、精密機器、ガラス土石、非鉄金属、海運、小売、電気機器などが冴えない。 想定内であろうが、利食いが先行するものの、5日線が支持線として意識される底堅い相場展開となっている。2万円から上は慎重になりやすいだろうが、押し目買い意欲は強そうだ。もっとも、主力処は高安まちまちであり、セクターをみてもリバランス的な動きであるため、中小型株やテーマ株などの材料株に物色が広がりをみせてくることになろう。 また、今晩の米国ではMBA住宅ローン申請指数、ADP全米雇用報告、非農業部門労働生産性確定値、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。12月の利上げは織り込まれており、結果を受けて大きなトレンドは出難いと考えられるが、やはり重要指標の発表を前に、模様眺めムードにつながりやすいだろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は123円04銭付近、日本株の下げ幅縮小受け底堅い ドル・円は123円04銭付近で推移。日経平均株価が下げ幅を縮小し、再び20000円台に乗せたことが好感された。 ドル・円は前日海外市場から値を戻す展開。日経平均の下落を受け、122円83銭まで売られた後は、日経平均が下げ幅を縮小し、20000円を回復したことでドルは値を切り上げ、123円04銭まで上昇した。 ドルはやや買いが入りやすく、底堅い動きが続いた。ただ、上海総合指数は前日比マイナス圏で推移しているほか、ランチタイムの日経平均先物がもみあう展開となっていることから、ドルは午後の取引で上値の重い展開になると予想する。 12時28分時点のドル・円は123円04銭、ユーロ・円は130円66銭、ポンド・円は185円42銭、豪ドル・円は90円00銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>が日経平均を約35円押し下げ ・目標株価引き上げで鹿島<1812>、カシオ<6952>、DNC<4005>がしっかり ・郵政グループ3社は前日終値近辺でのもみ合い ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 岩田日銀副総裁会見 <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
1812 東証プライム
2,726.5
10/4 15:00
+19.5(0.72%)
時価総額 1,441,381百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
4005 東証プライム
421.6
10/4 15:00
+2.3(0.55%)
時価総額 698,111百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
1,898
10/4 15:00
-17.5(-0.91%)
時価総額 3,689,446百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6952 東証プライム
1,185.5
10/4 15:00
+15(1.28%)
時価総額 295,214百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(-1.57%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10