マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
41,954.24
-398.51
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 19:36:49
9,249,505
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~2万円意識もいったん利食いとする参加者が大勢

2015/11/26 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~2万円意識もいったん利食いとする参加者が大勢 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・2万円意識もいったん利食いとする参加者が大勢 ・ドル・円は122円58銭付近、調整の売り継続 ・米アップルの有機ELパネル採用で液晶材料メーカーの一角が下落 ■2万円意識もいったん利食いとする参加者が大勢 日経平均は上昇。111.68円高の19959.26円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。25日の米国市場は感謝祭を26日に控えて閑散取引だった。その中でシカゴ日経255先物清算値は大阪比80円高の19930円としっかりだったこともあり、これにさや寄せする格好から買いが先行した。その後も先物主導によるインデックスに絡んだ売買により、一時19992.44円と節目の2万円にあと一歩に迫る局面をみせている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは建設、精密機器、その他金融、小売、情報通信、金属製品、輸送用機器、医薬品、不動産などがしっかり。一方で、パルプ紙、石油石炭、繊維、電気機器、鉄鋼などが弱い動きだった。 指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、ファナック<6954>などが指数をけん引。半面、米アップルがiPhoneに有機ELを採用するとの報道を受け、液晶材料を手掛けている日東電<6988>、ミネベア<6479>など電子部品の一角が思惑売りから日経平均の重石となっている。 東証1部の前場の売買代金は9840億円と1兆円を下回っており、米感謝祭を控えて海外勢のフローが減少していることが窺える。ただ、その分個別の指値状況も薄いため、先物主導によるインデック売買の影響を受けやすい。下げの目立つ日東電<6988>をみても、指値は数百株程度が並んでいる状況である。少ないエネルギーでも大きく振らされやすい面はある。 日経平均は2万円にあと一歩届かなかったが、指数をけん引しているファーストリテ<9983>、KDDI<9433>および、指数の重石となっている日東電<6988>の動向次第では節目の2万円を捉えてくる可能性はありそうだ。もっとも、オーバーナイトのポジションは取りづらい外部環境であり、2万円到達でいったん利食いとする参加者が大勢だろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は122円58銭付近、調整の売り継続 ドル・円は122円58銭付近で推移。ポジション調整の売りが続いているもよう。 ドル・円は、朝方122円76銭を付けた後は値を下げる展開となった。日経平均株価が節目の20000円を回復できず、積極的なドル買い材料が見当たらないことから、調整の売りに押されている。 ランチタイムの日経平均先物が引き続き堅調な値動きのため、日経平均が後場20000円を回復し、ドル買いに振れる可能性はあろう。ただ、足元の122円後半は利益確定売りが出やすいため、戻りは限定的になると予想する。 12時21分時点のドル・円は122円58銭、ユーロ・円は130円23銭、ポンド・円は185円43銭、豪ドル・円は88円71銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>が日経平均を約64円押し上げ ・米アップルの有機ELパネル採用で液晶材料メーカーの一角が下落 ・郵政グループはかんぽ生命保険<7181>が続伸 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 7件
6479 東証プライム
2,925.5
10/8 15:00
-78.5(-2.61%)
時価総額 1,249,425百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6954 東証プライム
4,119
10/8 15:00
-146(-3.42%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,434
10/8 15:00
-26.5(-1.08%)
時価総額 1,720,256百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7181 東証プライム
2,663.5
10/8 15:00
-47(-1.73%)
時価総額 1,064,585百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7267 東証プライム
1,566
10/8 15:00
-36(-2.25%)
時価総額 8,510,090百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9433 東証プライム
4,685
10/8 15:00
-55(-1.16%)
時価総額 10,795,083百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10