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前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒しつつ、TPPなど政策期待の物色へ

2015/11/25 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒しつつ、TPPなど政策期待の物色へ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:地政学リスクを警戒しつつ、TPPなど政策期待の物色へ ■外資系証券の注文動向:差し引き850万株の売り越し ■前場の注目材料:三菱重工<7011>H2A打ち上げ、初の商業衛星搭載 ■地政学リスクを警戒しつつ、TPPなど政策期待の物色へ 25日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。24日の米国市場は原油高を受けたエネルギー関連の上昇から、NYダウは小幅に上昇。ただし、トルコ軍がロシアの爆撃機を領空侵犯したとして撃墜。両国間の緊張が高まる状況での原油高であり、地政学リスクが警戒されやすい。また、米感謝祭を控えて引き続き閑散取引となっているため、方向感は掴みづらいところであろう。 そのため、全般こう着の中で、個人主体による中小型株への物色が中心になりやすいだろう。政府はきょう25日に「総合的なTPP関連政策大綱」を決定する。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を機に、中小企業の海外進出を後押しする攻めの政策を打ち出す。農業や食品などTPP関連への物色が意識されやすい。 また、訪日外国人観光客の地方誘致や消費拡大の促進や、インフラ輸出促進では20年に約30兆円を受注する目標なども盛り込まれており、関連する材料株等には短期資金なども向かいやすいと考えられる。その他、あす26日には一億総活躍社会の実現に向けて、国民会議を開いて、緊急対策を取りまとめる。外部リスクを避けたい流れもあり、政策期待などで動きやすい相場展開になりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き850万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1760万株、買い910万株、差し引き850万株の売り越しの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月17日(火):200万株の売り越し 11月18日(水):430万株の買い越し 11月19日(木):10万株の売り越し 11月20日(金):410万株の売り越し 11月24日(火):170万株の売り越し ■前場の注目材料 ・トルコがロシア機を撃墜、緊張高まる ・米ティファニー、通期見通し大幅に下方修正 ・結婚や出産、子育て費用など非課税制度拡充へ政府方針 ・三菱重工<7011>H2A打ち上げ、初の商業衛星搭載 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・月例経済報告に関する関係閣僚会議、終了後に11月月例経済報告 ・08:50 日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月30日分) ・10:00 白井日銀審議委員講演 <海外> ・インド市場は休場 《SY》
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総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03