マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 12:29:42
9,099,405
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~個人主体による中小型株への物色にシフト

2015/11/24 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~個人主体による中小型株への物色にシフト 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・個人主体による中小型株への物色にシフト ・ドル・円は122円77銭付近、売り材料乏しく下げ渋り ・買い推奨の象印<7965>、ドンキ<7532>、ナノキャリア<4571>などしっかり ■個人主体による中小型株への物色にシフト 日経平均は小幅に下落。16.30円安の19863.51円(出来高概算9億6000万株)で前場の取引を終えている。23日の米国市場は前週に大幅上昇していたため、利益確定の売りが出やすく、NYダウは31ドル安だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の19865円となり、この流れから朝方は利益確定の売りが先行する格好。 売り一巡後は一時19904.61円と19900円を回復する局面もみられたが、前日終値を挟んでのこう着感の強い相場展開が続いている。一方で、個人主体による物色意欲は旺盛。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が924、値下がり847、変わらず143と若干ながら値上がり数が上回っている。規模別指数は大型株指数がマイナスだが、中型、小型株指数はプラス圏で推移。東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均はプラスだった。セクターでは医薬品、金属、建設、サービスが上昇。半面、電力ガス、ゴム、銀行、保険、非鉄金属が一服をみせている。 日経平均は直近戻り高値水準でのこう着が続いている。ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が重石となる半面、日東電<6988>、エーザイ<4523>が支えている状況。225型の騰落数は値上がり110、値下がり109、変わらず6と、高安まちまちである。 その中で、中小型株の物色は活発であり、材料が出ている銘柄等のストップ高なども目立つ。米感謝祭が近づくにつれて海外勢の商いは細ると考えられるが、良好な需給状況のなか、主力大型株への物色から個人主体による中小型株への物色にシフトしやすいだろう。 さらに、政府はあす25日にもTPP総合対策本部を開き、「政策大綱」を決定することにしている。26日には一億総活躍社会の実現に向けて、国民会議を開いて、緊急対策を取りまとめることにしており、政策期待が押し目買い意欲を高めよう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は122円77銭付近、売り材料乏しく下げ渋り ドル・円は122円77銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅拡大を受け小幅に値を下げたが、その後は下げ渋る展開となった。 ドル・円は前日海外市場からやや弱含む展開。東京市場では122円96銭を付けた後は日経平均の下げ幅拡大を受け122円67銭まで下落。ただ、アジア株安に対する警戒感は特に高まっていないようだ。 リスク選好的な円売りは縮小しているものの、新たなドル売り材料は提供されていないほか、ランチタイムの日経平均先物が底堅い値動きのため、午後の取引でドルは122円60銭台で下げ渋るとの見方が増えている。 12時24分時点のドル・円は122円77銭、ユーロ・円は130円57銭、ポンド・円は185円81銭、豪ドル・円は88円30銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日東電<6988>、エーザイ<4523>、アルプス<7267>で日経平均を約37円押し上げ ・買い推奨の象印<7965>、ドンキ<7532>、ナノキャリア<4571>などしっかり ・郵政グループは日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>が反発 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・16:00 独・7-9月期GDP改定値(前年比予想:+1.8%、速報値:+1.8%) 《SY》
関連銘柄 11件
4523 東証プライム
5,491
10/9 15:00
+5(0.09%)
時価総額 1,628,449百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4571 東証グロース
179
10/9 15:00
+3(1.7%)
時価総額 12,557百万円
創薬ベンチャー。組織再生やワクチン、がんの領域で医薬品を開発。mRNA医薬品開発から製造、非臨床開発、導出まで行う。今期3Q累計は化粧品材料供給収入やライセンス収入等を計上。利益は改善傾向となった。 記:2024/04/15
6178 東証プライム
1,391.5
10/9 15:00
-13.5(-0.96%)
時価総額 5,242,991百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6954 東証プライム
4,120
10/9 15:00
+1(0.02%)
時価総額 4,159,334百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,463
10/9 15:00
+29(1.19%)
時価総額 1,740,752百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7182 東証プライム
1,376
10/9 15:00
-13(-0.94%)
時価総額 5,159,374百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
7267 東証プライム
1,553
10/9 15:00
-13(-0.83%)
時価総額 8,439,445百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
3,759
10/9 15:00
+32(0.86%)
時価総額 2,384,717百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7965 東証プライム
1,689
10/9 15:00
-1(-0.06%)
時価総額 122,621百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
9433 東証プライム
4,781
10/9 15:00
+96(2.05%)
時価総額 11,016,285百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,696
10/9 15:00
+115(1.34%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17