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後場に注目すべき3つのポイント~個人マネーは中小型株へ

2015/11/20 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~個人マネーは中小型株へ 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・個人マネーは中小型株へ ・ドル・円は122円92銭付近、調整売りは一服 ・花王<4452>、明治HD<2269>、コーセー<4922>など目標株価引き上げ観測でしっかり ■個人マネーは中小型株へ 日経平均は反落。103.83円安の19755.98円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。19日の米国市場ではNYダウが4ドル安と小動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の19850円、円相場は1ドル122円90銭辺りと前日からやや円高に振れている。手掛かり材料に欠けるなか、直近の上昇に対する利益確定の動きが先行。 その後は狭いレンジ内でのこう着が続いているが、日経平均は5日線を上回っての推移であり、底堅さが意識されている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げているが、中型、小型株指数は小幅な下げにとどまっている。 セクターではサービス、食料品、化学、小売、空運、繊維、医薬品などが小じっかり。一方で、保険、ゴム製品、輸送用機器、電力ガス、証券、ガラス土石、石油石炭などが冴えない。 日経平均は3ケタの下げとなっているが、5日線を上回っての推移であり、地合いの悪さは感じられない。週末要因、3連休となるため、積極的な売買は手控えられやすく、直近上昇に対する利益確定の売りが出やすいところである。また、主力処が冴えない中で、中小型株は相対的にしっかりであり、個人主体の売買は活発である。 良好な需給状況の中、相対的に出遅れている銘柄や材料が出た銘柄等には資金が集中しやすいと考えられる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は122円92銭付近、調整売りは一服 ドル・円は122円92銭付近で推移。前日から続いた調整のドル売りは一服したもよう。 ドル・円は、前日海外市場で122円62銭まで下落した後、東京市場にかけて値を戻す展開。朝方122円85銭を付けた後、日経平均株価の下げ幅縮小を受け、123円05銭まで値を上げた。しかし、日経平均がその後伸び悩んだことで、ドルは失速した。 ただ、株売りは一巡し、具体的なドル売り材料が見当たらないことから、ドルは122円台後半で下げ渋る展開となった。ランチタイムの日経平均先物が底堅い値動きのため、午後の取引でリスク選好的なドル買い・円売りに振れる可能性が残されている。 12時20分時点のドル・円は122円92銭、ユーロ・円は131円69銭、ポンド・円は187円96銭、豪ドル・円は88円51銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>が日経平均値下がり寄与上位 ・花王<4452>、明治HD<2269>、コーセー<4922>など目標株価引き上げ観測でしっかり ・郵政グループは3社とも下落 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 11月日銀金融経済月報 ・16:00 黒田日銀総裁が貨幣博物館リニューアルオープニング式典であいさつ <海外> ・16:00 独・10月生産者物価指数(前年比予想:-2.0%、9月:-2.1%) 《SY》
関連銘柄 6件
2269 東証プライム
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牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
4452 東証プライム
6,901
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-142(-2.02%)
時価総額 3,277,975百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4922 東証プライム
8,887
10/11 15:00
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7267 東証プライム
1,558
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時価総額 8,466,616百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9433 東証プライム
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10/11 15:00
-80(-1.67%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10