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前場に注目すべき3つのポイント~郵政グループ上場、好スタートならセンチメント改善

2015/11/4 8:32 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~郵政グループ上場、好スタートならセンチメント改善 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:郵政グループ上場、好スタートならセンチメント改善 ■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の買い越し ■前場の注目材料:日本郵政<6178>、かんぽ生命<7181>、ゆうちょ銀<7182>東証1部に新規上場 ■郵政グループ上場、好スタートならセンチメント改善 4日の東京市場は買い先行の展開となろう。3日の米国市場では9月製造業受注指数が概ね予想と一致したほか、原油先物相場の上昇、10月の新車販売台数の伸びなどが好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の19030円と19000円に乗せており、これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行することになろう。 その後、市場の関心は郵政グループ3社に向かう格好になりそうだ。ブックビルディング参加の人気の高さなどを背景に好スタートが期待される。過剰な初値とはならないだろうが、好スタートとなれば、その後の個人の資金回転が利きやすくなり、中小型株などへの波及が意識されよう。郵政グループについてはインデックスへの参入も含め、機関投資家等の資金流入が見込まれている。郵政関連銘柄などへの波及も意識される可能性がありそうだ。 また、決算が本格化する中、ピンポイントで決算を評価する流れになろう。日産自<7201>の業績上方修正のほか、KDDI<9433>の業績観測報道、セガサミーHD<6460>の2Q決算などの市場反応が注目される。ソフトバンクグ<9984>の決算を前にした値動きにも関心が集まりそうだ。その他、経済指標では中国の財新サービス業PMI(10月)、財新総合PMI(10月)が注目されるほか、米国ではADP全米雇用報告(10月)が予定されている。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1960万株、買い2590万株、差し引き630万株の買い越しの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月27日(火):240万株の売り越し 10月28日(水):170万株の売り越し 10月29日(木):1030万株の買い越し 10月30日(金):1020万株の買い越し 11月2日(月):700万株の買い越し ■前場の注目材料 ・スプリント、7-9月期は予想以上の赤字 ・日産自<7201>、今期業績予想を上方修正 ・日本郵政<6178>、かんぽ生命<7181>、ゆうちょ銀<7182>東証1部に新規上場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比35.10%) <海外> ・09:30 豪・9月貿易収支(予想:-29億豪ドル、8月:-30.95億豪ドル) ・09:30 豪・9月小売売上高(前月比予想:+0.4%、8月:+0.4%) ・10:45 中・10月財新サービス業PMI(9月:50.5) ・10:45 中・10月財新総合PMI(9月:48.0) 《SY》
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7201 東証プライム
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9433 東証プライム
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