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後場に注目すべき3つのポイント~利益確定の流れからじり安基調に

2015/11/2 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~利益確定の流れからじり安基調に 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・利益確定の流れからじり安基調に ・ドル・円は120円32銭付近、想定外の株安を嫌気 ・上半期決算受けて村田製<6981>は逆行高 ■利益確定の流れからじり安基調に 日経平均は大幅に反落。357.36円安の18725.74円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。10月30日の米国市場は、売り買い交錯となる中で銀行株に売りが広がり、引けにかけて下落する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円安の18880円となるなか、これにさや寄せする格好から、利益確定の流れが先行した。その後も中国経済の先行き不透明感等から鉄鋼株が下げ幅を広げるなど、じり安基調に。 セクターでは鉄鋼が4%超の下げとなったほか、海運、陸運、電力ガス、倉庫運輸、銀行、非鉄金属、食料品、不動産などの弱さが目立つ。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を超えている。指数インパクトの大きいところでは、日東電<6988>、TDK<6762>、日本ガイシ<5333>が堅調。ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、セコム<9735>、電通<4324>などが冴えない。 祝日を控えていることから商いが膨らみづらく、利益確定の流れからじり安基調となっている。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>辺りの弱さが重しとなっている。また、10月の中国の財新製造業PMIは48.3と、9月(47.2)から上昇したが、50を8ヶ月連続で下回っていることの方が材料視されたようだ。 日経平均は5日線に上値を抑えられる格好となり、もち合いレンジの下限レベルでの推移。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでの推移であり、踏ん張りをみせておきたいところであろう。物色は決算のほか、テーマ性のある材料株での短期的な値幅取りになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は120円32銭付近、想定外の株安を嫌気 ドル・円は120円32銭付近で推移。日本株の下げや祝日を前に積極的に売買を仕掛ける投資家が減少しているもよう。 週明けの東京市場は中国経済指標の悪化や、先週末の大幅高に対する反動などが先行して、日経平均が先週末比357円安で前場の取引を終えた。想定以上の株安を嫌気してドルの上値はやや重くなっており、ドル・円は120円36銭から120円58銭で推移。 ランチタイムの日経平均先物は、先週末比360円安の18730円で推移しているが、祝日を前に引けにかけては買い戻しが入るとの声も聞かれる。 ユーロ・ドルはもみあいとなっており1.1018ドルから1.1038ドルで推移。一方、ユーロ・円は上げ渋り、132円70銭から132円99銭と狭いレンジで推移している。 12時27分時点のドル・円は120円32銭、ユーロ・円は132円69銭、ポンド・円は185円64銭、豪ドル・円は85円93銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日経平均値上がり寄与上位は日東電<6988>、TDK<6762>、ガイシ<5333> ・上半期決算受けて村田製<6981>は逆行高 ・帝人<3401>が通期利益予想の上方修正を発表 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 10件
3401 東証プライム
1,316
11/29 15:30
-8(-0.6%)
時価総額 260,507百万円
1918年創立の化学メーカー。マテリアル事業、繊維・製品事業が柱。パラ系アラミド繊維で世界トップシェア。在宅酸素療法用酸素濃縮装置などに強み。アラミド、炭素繊維などは新規用途開発の推進などに取り組む。 記:2024/10/05
4324 東証プライム
3,824
11/29 15:30
+39(1.03%)
時価総額 1,033,111百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
5333 東証プライム
1,970
11/29 15:30
-24(-1.2%)
時価総額 614,555百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
6762 東証プライム
1,929
11/29 15:30
+11.5(0.6%)
時価総額 3,749,706百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
3,887
11/29 15:30
-48(-1.22%)
時価総額 3,869,194百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,510
11/29 15:30
+20.5(0.82%)
時価総額 4,996,439百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
2,388
11/29 15:30
-7(-0.29%)
時価総額 1,687,745百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
4,950
11/29 15:30
-31(-0.62%)
時価総額 10,849,638百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9735 東証プライム
5,223
11/29 15:30
+6(0.12%)
時価総額 2,437,052百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(0.02%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25