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後場に注目すべき3つのポイント~雇用統計への警戒感は限られ、日銀の緩和期待が先高感に

2015/10/2 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~雇用統計への警戒感は限られ、日銀の緩和期待が先高感に 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・雇用統計への警戒感は限られ、日銀の緩和期待が先高感に ・ドル・円は119円98銭付近、日経平均の反転で円売り ・TPP関連の報道で日ハム<2282>が朝方急伸 ■雇用統計への警戒感は限られ、日銀の緩和期待が先高感に 日経平均は小幅に続伸。3.56円高の17725.98円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。1日の米国市場が雇用統計の発表を前にまちまちの動きとなるなか、東京市場は直近の上昇に対する利益確定の動きが先行した。これにより、寄り付き直後には17537.85円まで下げる局面をみせている。ただし、日銀の追加緩和期待は強く、その後は17600-17650円辺りでのもち合いが続くなか、前引けにかけてリバウンド基調が強まっている。 セクターではゴム製品、海運、空運、化学、輸送用機器、小売、金属製品、その他金融などがしっかり。一方で、医薬品、水産農林、不動産、倉庫運輸、情報通信、電力ガスなどが冴えない。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が僅かに過半数を占めている。 日経平均は利食いが先行したものの、5日線を支持線とした底堅い値動きをみせている。ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移しており、方向性としては中心値を意識したスタンスになろう。 米国の雇用統計を控えているため大きなトレンドは出難い状況である。ただし、米国の12月利上げがコンセンサスとなるなか、雇用統計への警戒感はそれ程強くないだろう。また、国内では日銀の追加緩和期待から下を売り込む流れにはなりづらく、売られ過ぎているセクターや銘柄へのリバウンドを意識した押し目拾いの動きが続きそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は119円98銭付近、日経平均の反転で円売り ドル・円は119円98銭付近で推移。日経平均株価の反転を意識した円売りが強まった。 今日の東京市場でドル・円は119円78銭をつけた後、日経平均株価の下げ幅縮小に連動してドル買い・円売りの方向となった。日経平均がプラス圏に切り返すとドル買いが強まり、一時120円05銭まで値を戻した。 今晩発表される米9月雇用統計の改善が期待されており、年内利上げの可能性が高まることでリスク選好的なドル買いも散見されている。 ランチタイムの日経平均先物が、小幅ながらプラス圏で推移していることから、午後の取引はドル・円は120円付近での推移を予想する。ただ、日経平均が失速した場合には、ドルは値を下げる可能性があろう。 12時29分時点のドル・円は119円98銭、ユーロ・円は134円17銭、ポンド・円は181円72銭、豪ドル・円は84円24銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日東電<6988>、ダイキン<6367>、アルプス<6770>が日経平均値上がり寄与度上位 ・Uアローズ<7606>、航空電子<6807>が格上げ受け上昇 ・TPP関連の報道で日ハム<2282>が朝方急伸 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 6件
2282 東証プライム
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時価総額 550,831百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
6367 東証プライム
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10/4 15:00
-45(-0.22%)
時価総額 5,874,005百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6770 東証プライム
1,580.5
10/4 15:00
+12.5(0.8%)
時価総額 346,574百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6807 東証プライム
2,636
10/4 15:00
+37(1.42%)
時価総額 185,319百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
6988 東証プライム
2,388.5
10/4 15:00
+20(0.84%)
時価総額 1,688,099百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7606 東証プライム
2,328
10/4 15:00
+160(7.38%)
時価総額 70,338百万円
大手セレクトショップ。国内外のデザイナーズブランド、自社オリジナル企画の紳士服・婦人服、雑貨などを販売。グループ店舗数は300店舗超。ウィメンズの新ブランド「conte」は24年秋に販売開始予定。 記:2024/07/28