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欧米為替見通し:米国市場休場で主要通貨の取引は動意薄の見込み
2015/9/7 17:32
FISCO
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*17:32JST 欧米為替見通し:米国市場休場で主要通貨の取引は動意薄の見込み 本日7日の欧米市場のドル・円は119円台で推移か。米国はレーバーデーの祝日のため、ニューヨーク市場は休場となる。欧州諸国の有力な経済指標の発表は予定されていないため、手掛かり材料不足となり、ドル・円などの主要通貨の取引は動意薄の状態が続く見込み。 8月の米雇用統計に対する市場参加者の評価はまちまちだが、失業率が一段と低下したことで9月利上げに対する期待感はやや高まっているようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が目指しているのは金利の正常化であり、実質ゼロ金利状態を早い時期に終らせることである。政策金利(FFレート)を一定の水準まで引き上げた後にこれまで買い入れた債券(MBSなど)の残高を段階的に減らしていくことを計画している。 金利引き上げが先決であり、この作業が遅れてしまうと金利正常化への道のりは遠く、険しいものになる。FRBが大量の国債やMBSを保有し続けることはリスク管理上問題があるだけでなく、金融政策の柔軟性がひどく損なわれることになり、結果的にドルに対する信認低下につながるおそれがある。 【今日の欧米市場の予定】 ・米国休場(レーバーデー) ・ブラジル休場(独立記念日) 《SY》
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