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前場に注目すべき3つのポイント~ザラバ変動要因なく、米利上げ後のアク抜けを意識した動きも

2015/9/3 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ザラバ変動要因なく、米利上げ後のアク抜けを意識した動きも 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ザラバ変動要因なく、米利上げ後のアク抜けを意識した動きも ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の売り越し ■前場の注目材料:中国株式市場は抗日戦勝記念日の祝日のため休場 ■ザラバ変動要因なく、米利上げ後のアク抜けを意識した動きも 3日の東京市場は反発が見込まれる。2日の米国市場では、8月ADP雇用統計が好感されたほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気拡大が示されたことをきっかけに、上げ幅を拡大させており、NYダウは293ドル高に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の18305円だった。 この流れを受けて、前日の下げに対する自律反発による買いが先行しよう。中国については、抗日戦勝記念日で休場となるため、一先ずザラバの変動要因はなくなるため、落ち着きをみせてくる展開が期待される。また、米国では週末に雇用統計を控えていることもあり、上値追いは慎重になりやすいだろうが、利上げに関してはアク抜け意識も出てきそうである。 BOAメリルリンチの資金フローデータによれば、同行の顧客は先週、米株を56億ドル(約6700億円)買い越し、買越額は2008年の調査開始以来で最も大きくなったと報じられている。先週の米株式市場は急落となったが、一部の投資家はそのような動揺を買いの好機と判断したと伝えている。 その他、一部調査機関の調べでは、利上げの9月予想は48%、12月は24%だったようだ。ADP雇用報告やベージュブックを受けた上昇を見る限り、9月利上げを織り込む流れから、次第にアク抜けに向かいやすいとみられる。 日経平均は18000円処での底堅さが意識されるなか、前日の高値水準での攻防になりそうだが、中国の変動要因がないことから上に振れやすい需給状況でもある。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1410万株、買い1280万株、差し引き130万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月27日(木):40万株の買い越し 8月28日(金):310万株の買い越し 8月31日(月):330万株の売り越し 9月 1日(火):60万株の売り越し 8月 2日(水):810万株の売り越し ■前場の注目材料 ・米8月ADP雇用統計+19.0万人(予想+20.0万人、前回+17.7万人) ・行政改革相、農業競争力強化へ規制改革推進 ・中国株式市場は祝日のため休場(抗日戦勝記念日、4日まで)、香港市場は3日のみ休場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50  先週分対外対内証券売買 ・10:30  木内日銀審議委員講演 <海外> ・10:30  豪・7月貿易収支(予想:-31.6億豪ドル、6月:-29.33億豪ドル) ・10:30  豪・7月小売売上高(前月比予想:+0.4%、6月:+0.7% 《SY》