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【市場反応】米Q2GDP予想下振れもQ1がプラスに、ドル高

2015/7/30 22:40 FISCO
*22:40JST 【市場反応】米Q2GDP予想下振れもQ1がプラスに、ドル高 外為市場では米国の1-3月期国内総生産がプラスに上方修正されたことや週次の新規失業保険申請件数が予想を下振れたことを好感したドル買いが加速した。ドルは、124円54銭まで上昇し、ほぼ1ヶ月半ぶりの高値を更新。ユーロ・ドルは1.0924ドルまで下落し、23日来の安値を更新した。 米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+2.3%と、市場予想の+2.5%に満たなかった。しかし、1-3月期確定値は改定値の-0.2%から+0.6%に上方修正された。また、4-6月期個人消費は前期比+2.9%と、市場予想の+2.7%を上回り、1-3月期の+1.8%から改善。GDPデフレータも前期比+2.0%と、市場予想+1.5%を上回り1年ぶりの高水準となった。 米FRB関係者がインフレ指標として注視している米4−6月期コアPCEも前期比+1.8%と、市場予想+1.6%を上振れ1年ぶりの高水準。 同時刻に労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は:26.7万件と、前週から増加したものの市場予想の27万件は下回った。 【経済指標】 ・米・4-6月期国内総生産速報値:前期比年率+2.3%(予想:+2.5%、1-3月期:+0.6%←-0.2%) ・米・4-6月期個人消費:前期比+2.9%(予想:+2.7%、1-3月期:+1.8%←+2.1%) ・米・4-6月期GDPデフレータ:前期比+2.0%(予想:+1.5%、1-3月期:+0.1%) ・米・先週分新規失業保険申請件数:26.7万件(予想:27万件、前回:25.5万件) ・米・4-6月期コアPCE:前期比+1.8%(予想+1.6%、+1.0%←++0.8%) 《KK》