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《一読必須》今日の日経平均はこうなる~FリテイVSファナック、東エレクの構図

2015/7/29 8:54 FISCO
*08:57JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~FリテイVSファナック、東エレクの構図 【小幅安となる】20250-20400円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にさや寄せする格好から、小じっかりのスタートになろう。その後は、下方修正を発表しているファナック<6954>や東京エレク<8035>などが上値の重石に。ファナックの決算等を受けて、改めて中国の景気鈍化への警戒感が高まる可能性があり、上海市場の動向も引き続き注目される。 昨日の下げによって、7月14日の急伸時に空けたマド(20120-20322円)を埋めており、調整一巡が意識されるところ。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と-1σとのレンジ内で推移。一目均衡表ではいったん雲を割り込み、基準線レベルまでの調整をみせたが、大引けでは雲を上回ってきている。雲上限は20390円辺りに切り上がるほか、25日線が20400円辺りに位置しており、同水準での攻防になりそうだ。20250-20400円のレンジを想定する。 【小幅高となる】FリテイVSファナック、東エレクの構図=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物は前日の225先物比45円高の20345円。為替市場では、ドル・円が123円50銭台、ユーロ・円が136円70銭台(8時00分時点)。先物市場では上海総合指数への感応度が高い状況が続いていることで、本日も同指数を横目に見た相場展開となろう。米国株の上昇はポジティブな要因だが、昨日の決算発表ではファナック<6954>、東京エレク<8035>、アドテスト<6857>がきつい内容となった。とりわけファナックはADRで昨日の東証比8%超の下落となっており日経平均を約75円押し下げる格好に。とはいえ、3社が日経平均に対する割合は6.34%(7/28日終値時点、ファナック4.47%、東京エレク1.43%、アドテスト0.44%)とファーストリテ<9983>の11.46%には及ばない。昨日のようにファーストリテに集中的に資金が向かえば決算マイナス3社の下げは十分に吸収できると想定。 市場関係者の間では、29日(日本時間30日未明)に発表される米FOMC声明はややタカ派寄りの内容になるとの見方が多いもよう。今回発表される声明では、9月利上げを予見させる文言が含まれるとの指摘もある。従来の声明では、労働市場のさらなる改善が確認されること及び中期的にインフレ率が2%目標に向かっていくとの合理的な確信が持てることが、利上げを行う条件とされていた。米国が9月に利上げを行う用意がある場合、FOMC声明を通じてその意思を明確に伝える必要があるとの意見は少なくない。今回の声明内容が前回と大差ない場合、9月利上げ観測は大幅に後退する可能性がある。ただ、9月に利上げを行うとの予断を市場に与えた場合、市場環境の急激な変化に対応できなくなり混乱を招くとの声も聞かれている。 《SY》
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
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時価総額 12,153,982百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,710
10/9 15:00
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時価総額 16,136,987百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10