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利上げ再開時期への思惑が相場の変動要因か

2015/7/21 20:48 FISCO
*20:48JST 利上げ再開時期への思惑が相場の変動要因か 『米株式市場』  20日のNY市場は上昇。主要企業の好調な4-6月期決算を受けて買いが先行。ギリシャ政府が欧州中央銀行(ECB)保有の国債償還で42億ユーロを支払ったほか、国際通貨基金(IMF)に対しても滞納分の20億ユーロを返済し、欧州株が上昇したことが好感された。ダウ平均は33.80ドル安の18086.45、ナスダックは46.96ポイント高の5210.14。  グローべックスの米株先物は小動きで推移しており、決算発表が本格化するなか、方向感の掴みづらい展開になりそうだ。IBMが発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比13%減の208億ドルだった。同社の評価は利益よりも売上に強く依存しており、コンセンサスを下回ったことが嫌気され、時間外では弱い値動きに。この影響が警戒されるほか、ベライゾン・コミュニケーションズ、アップル、マイクロソフト、ヤフー、ユナイテッド・テクノロジーズなどの決算が予定されており、コンセンサスを下回るようだと、ナスダックが最高値を連日で更新している中、利益確定の流れが強まる要因になろう。 その他、利上げ再開へのタイミング等で売り買いが交錯しやすい。イエレンFRB議長は先週行われた議会証言において、年内利上げへの見解を示している。利上げ開始時期を9月と予想したエコノミストが前回の7割から8割に達しているとの調査結果もある。経済指標のほか、連銀総裁など要人発言等も出やすく、利上げ再開時期への思惑が相場の変動要因になりやすい。 《TY》