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後場に注目すべき3つのポイント~週末要因から中小型株物色も細る可能性

2015/6/19 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~週末要因から中小型株物色も細る可能性 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・週末要因から中小型株物色も細る可能性 ・ドル・円は123円00銭付近、東京株強含みで下げ渋る展開 ・大引けで「2兆円ファンド」のリバランス実施 ■週末要因から中小型株物色も細る可能性 日経平均は反発。161.73円高の20152.55円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の20120円となる中、これにさや寄せする格好から買いが先行した。1ヶ月ぶりに2万円を割り込んだことで、いったんは自律反発への期待もあり、寄り付き直後には一時20194.45円まで上げ幅を拡大させた。 しかし、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいほか、週明けには22日にユーロ圏首脳会議を開いてギリシャ対応を協議することになり、手掛けづらいところ。日経平均はリバウンドをみせるものの、5日線辺りに上値を抑えられる格好でのこう着となっている。 セクターでは繊維、海運、その他金融、食料品、化学、精密、電気機器、水産農林、輸送用機器などが上昇。一方で、鉱業、石油石炭、電力ガスが利食いに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。 日経平均は寄り付き水準でのこう着となり、後場も同様の展開になりやすいだろう。資金流入が限られるなか、先物主導によるインデックス売買に振らされやすい状況である。また、中小型株などへの物色についても、週末要因から次第に細る可能性はありそうだ。 なお、日銀の金融政策決定会合については、「金融政策の現状維持」が決定された。 ■ドル・円は123円00銭付近、東京株強含みで下げ渋る展開 ドル・円は123円00銭付近で推移。東京株式市場が強含みに推移していることで下げ渋る展開。ユーロ・ドルは小動き、1.1361ドルから1.1405ドルで推移。ギリシャの債務協議への警戒感から上げ渋る展開となった。ユーロ・円は小動き、139円84銭から139円90銭で推移。 12時20分時点のドル・円は123円00銭、ユーロ・円は139円90銭、ポンド・円は195円40銭、豪ドル・円は95円74銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、東エレク<8035>が日経平均寄与度の値上がりトップに ・大引けで「2兆円ファンド」のリバランス実施 ・日銀「金融政策の現状維持」を決定 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:30 5月全国百貨店売上高 ・15:30 黒田日銀総裁、記者会見 ・15:36 中曽日銀副総裁あいさつ(全国信金大会) <海外> ・16:00 欧州連合(EU)財務相理事会(ルクセンブルク) 《SY》
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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