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*22:24JST 【市場反応】米5月CPI/先週分新規失業保険申請件数/米Q1経常収支 外為市場ではインフレの安定や予想を下振れた失業保険申請件数を受けて債券利回りが上昇に転じたためドル買いが再燃した。ドル・円は122円48銭から122円70銭へ上昇。ユーロ・ドルは1ヶ月ぶりの高値1.1428ドルから1.1387ドルへ軟化した。米10年債利回りは2.259％から2.329％まで上昇した。 米国労働省が発表した5月消費者物価指数（CPI）は前月比+0.4％と、2013年2月来で最高となった。しかし、市場予想の+0.5％を下回った。前年比では横ばいと、3か月ぶりに改善したが、市場予想の＋0.1％を下回った。燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.1％と予想の+0.2％を下回り4月の+0.3％から低下、年初来で最低となった。前年比では+1.7％と、予想の+1.8％を下回り、4月の+1.8％から低下した。 同時に発表された先週分新規失業保険申請件数は前週比1.2万件減の26.7万件と、市場予想の27.7万件を下回りほぼ1ヶ月ぶりの低水準。 米商務省が発表した1-3月期経常収支は1133億ドルの赤字と、赤字幅は2012年4−6月期以降で最大となったものの、市場予想の1173億ドルを下回った。 【経済指標】 ・米・5月消費者物価指数（CPI）：前月比+0.4％、前年比0.0%（予想：+0.5％、+0.1％、4月：+0.1％、-0.2％） ・米・5月消費者物価コア指数：前月比+0.1％、前年比+1.7％（予想：+0.2％、+1.8％、4月：+0.3％、+1.8％） ・米・先週分新規失業保険申請件数：26.7万件（予想：27.7万件、前回：27.9万件） ・米・1-3月期経常収支：-1133億ドル（予想-1173億ドル、前期‐1031億ドル） 《KK》