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*08:04JST 今日の為替市場ポイント：欧米株安を意識してリスク選好的な円売り抑制も 15日のドル・円相場は、東京市場では123円15銭から123円62銭で推移。欧米市場でドルは123円30銭から123円66銭で推移し、123円39銭で取引を終えた。 本日16日のドル・円は123円台で推移か。欧米株安を意識してリスク選好的な円売りは抑制される可能性があり、ドルの上値はやや重くなりそうだ。 ギリシャ政府と債権団の協議は難航しているが、オランド仏大統領は「ギリシャをユーロ圏に残留させるために全てを行う必要がある」、「ギリシャ救済策の問題解決は遠くない」との見方を示している。ギリシャ政府は債権者との協議継続にいつでも応じられる準備ができており、債務不履行に陥ることを避けるための努力は続けていくようだ。 ただし、支援継続の条件となるギリシャの年金制度改革などは実行可能なプランではないとの見方が存在しているようだ。プラート欧州中央銀行（ECB）専務理事は「ギリシャの年金の持続性には疑問を持つ」との見解を表明したが、この問題は少なくとも数年前から指摘されていたはずだ。ギリシャ政府に問題があることは明らかであるが、債権団側のこれまでの対応にも批判されるべき点はあるとの声が聞かれている。 《SY》