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*08:03JST 今日の為替市場ポイント：欧米株安を意識してリスク選好的な円売り抑制も 12日のドル・円相場は、東京市場では123円42銭から123円72銭で推移。欧米市場でドルは一時123円14銭まで下げたが、123円43銭で取引を終えた。 本日15日のドル・円は123円台で推移か。欧米株安を意識してリスク選好的な円売りは抑制されており、ドルは123円台後半で上げ渋る可能性がある。 報道によると、ブリュッセルで14日に行われた欧州連合（EU）とギリシャの協議は合意に達しなかった。ギリシャに関するさらなる協議はユーログループの会合で行われる見通し。市場関係者の間では、最終的にはドイツがギリシャを救済するとの見方が多いようだが、ドイツ国民の多くはそのような対応を望んでいないとの声が聞かれている。 ユーロ圏諸国はギリシャのユーロ離脱を本気で望んでいるわけではないが、残留することによって新たな金融支援が必要になる可能性は排除できないと懸念されている。一部の市場関係者は「大規模な債務削減なしにギリシャはユーロ圏に残留できない」と指摘している。ギリシャの債務問題を根本的に解決する手段は存在しているものの、ユーロ加盟国の負担を考慮すると現実的な策ではないとの声が聞かれている。 《SY》