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*13:00JST 13時時点の日経平均は254円高、後場の欧州勢売りは本日で一巡か 13時時点の日経平均は前日比254.37円高の20300.73円で推移している。後場寄りのバスケット取引では841億円とまとまった金額が観測された。明日のメジャーSQを前にポジション調整の売買が入ったもよう。連日で後場崩れる動きを見せている東京市場だが、原因は欧州債券市場でボラティリティが急騰していることに伴うリスク回避の売りと思われる。こうした流れは欧州金融機関が中間決算を迎える6月末までは入りやすいが、明日SQを迎えることから需給面は一気に改善することとなる。欧州投資家による後場の日本株売りは本日止まるかもしれない。 売買代金上位銘柄では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>が前日比2％超の上昇を維持しているほか、トヨタ自<7203>は円高推移にも関わらず買い優勢となっている。また、ファーストリテイ<9983>は、6月限オプションSQ算出に絡んだ売買フローが入っているとの観測。一方、国内金融機関としては最大級の買収を発表した東京海上<8766>は、一部国内証券はポジティブとの指摘もあるが、株価は小幅マイナスとさえない。 （田代 昌之） 《MT》