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*21:09JST 欧州為替：「黒田日銀総裁発言は曲解？との報道でドル・円下げ渋る展開」 10日のロンドン外国為替市場のドル・円は、甘利経済再生担当相の発言や米国10年債利回りの上昇を受けて、122円62銭から123円35銭まで上昇した。 ユーロ・ドルは、ギリシャ債務協議への警戒感から、1.1386ドルから1.1260ドルまで下落した。ユーロ・円は、139円77銭から138円65銭まで連れ安に推移した。 ポンド・ドルは、英国4月の鉱工業生産が予想を上回ったことで、1.5410ドルから1.5495ドルまで上昇した。 ドル・スイスフランは、0.9234フランから0.9306フランで推移した。 [経済指標] ・英・4月鉱工業生産：前月比+0.4％、前年比+1.2％（前月比予想：+0.1％、3月：+0.6％、+1.1％） ・ギリシャ・5月消費者物価指数：前年比-2.1％(4月：-2.1％) ・米・前週分MBA住宅ローン申請指数：前週比+8.4％（前回：-7.6％） ・ブ・5月IBGEインフレ率-IPCA-15：前年比+8.47％(予想：+8.30％、4月：+8.17％) [要人発言] ・関係者 「ギリシャの債務協議は、これまでのところ進展なし」 ・甘利経済再生担当相 「黒田日銀総裁は、趣旨が若干曲解されて市場に伝わった、と述べた」 《MY》