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*21:20JST 米株式：「アジアや欧州株下落を受けて軟調推移か」 9日のニューヨーク株式市場は、アジアや欧州株式市場の下落を受けて軟調推移が予想される。 8日のNY市場は下落。先週の雇用統計を受けた早期利上げへの懸念が根強く、売りが先行。ギリシャ金融支援を巡る交渉に進展がない中、欧州債利回りの上昇を受けて欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気され、終日軟調推移となった。 ダウ平均は82.91ドル安の17766.55、ナスダックは46.83ポイント安の5021.63。 米連邦準備理事会（FRB）による利上げ観測の強まりを受けて、アジア市場は軒並み下落しており、ポジション圧縮の流れが警戒される。また、ギリシャ支援協議に新展開はなく、不信感が強い状況である。 NYダウは前日までの下げで、直近の安値水準まで下げていた。いったんはリバウンドが意識されやすいが、一目均衡表では遅行スパンが下方シグナルを発生させるなど、テクニカル面でも悪化傾向にある。慎重姿勢は崩せないであろう。 《MY》