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後場に注目すべき3つのポイント~「伊勢志摩サミット」関連など物色意欲は強い

2015/6/8 12:26 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~「伊勢志摩サミット」関連など物色意欲は強い 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均こう着も「伊勢志摩サミット」関連など物色意欲は強い ・ドル・円は125円41銭付近、東京株弱含みで上げ渋る展開 ・後場は日銀のETF買入れを意識 ■日経平均こう着も「伊勢志摩サミット」関連など物色意欲は強い 日経平均は続落。42.27円安の20418.63円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。米雇用統計で雇用市場の改善が示されたことから、為替市場ではドルは全面高となり、円相場は1ドル125円台後半に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の20580円となるなか、日経平均は20500円を回復して始まった。1-3月GDP改定値の上方修正なども材料視されていた。 しかし、寄り付き直後に20544.94円まで上げ幅を広げた後はこう着となり、その後は利益確定の流れから下げに転じている。この流れから円相場についても、125円前半と円安が一服している。東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗しており、若干値上がり数が上回っている。規模別指数は小型株指数のみが上昇。セクターでは石油石炭、銀行、その他金融、倉庫運輸がしっかり。半面、空運、電力ガス、サービス、精密機器、輸送用機器などが冴えない。 指数インパクトの大きいファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>などが冴えない半面、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、豊田通商<8015>などが堅調であり、指数を下支えしている。前引けの日経平均は-0.21%、TOPIXは-0.39%の下落となり、後場は日銀のETF買入れが意識されそうである。日経平均は20400円割れ水準での底堅さが意識されており、下げ幅を縮めてくることが期待される。 また、2016年の主要国首脳会議(サミット)の開催地に、三重県志摩市の賢島が決まったことから、「伊勢志摩サミット」関連としてテーマ株などへの物色が目立っており、地合いはそれ程悪くない。日経平均はこう着としても、物色意欲は強そうである。 ■ドル・円は125円41銭付近、東京株弱含みで上げ渋る展開 ドル・円は125円41銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移したこと、ギリシャ債務協議への警戒感から上げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは小動き、1.1084ドルから1.1112ドルで推移。ギリシャ債務協議への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は小動き、139円07銭から139円47銭で推移。 12時20分時点のドル・円は125円41銭、ユーロ・円は139円23銭、ポンド・円は191円42銭、豪ドル・円は95円48銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・ファナックとソフトバンクで日経平均を約36円押し下げ ・後場は日銀のETF買入れを意識 ・テーマ株などへの物色意欲は強い ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 5月企業倒産(帝国データバンク) ・14:00 5月景気ウォッチャー調査(先行き予想:54.0、4月:54.2) <海外> ・15:00 独・4月鉱工業生産(前月比予想:+0.6%、3月:-0.5%) ・15:00 独・4月貿易収支(予想:+194億ユーロ、3月:+230億ユーロ) ・安倍首相がG7サミット後記者会見 ・主要国首脳会議(G7サミット最終日) 《SY》
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