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今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表を控えて動意薄の状態が続く見込み

2015/6/5 7:59 FISCO
*08:01JST 今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表を控えて動意薄の状態が続く見込み 4日のドル・円相場は、東京市場では124円22銭から124円57銭で推移。欧米市場でドルは一時124円68銭まで買われたが、124円36銭で取引を終えた。 本日5日のドル・円は124円台で推移する見通し。日本時間夜に5月米雇用統計の発表を控えていることから、アジア市場におけるドル・円などの主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は4日、米国は利上げ開始を2016年前半まで待つべきとの見解を表明した。ラガルド専務理事の発言に反応して、外為市場ではドル売りがやや強まる場面があったが、ドルは124円台前半で下げ止まった。市場関係者の間では5日に発表される5月米雇用統計の改善が期待されており、ラガルド専務理事の発言に対する投資家の反応はやや鈍かったようだ。 ただし、IMFは2015年の米成長見通しを従来の3.1%から2.5%へ、2016年の見通しを3.1%から3.0%に引き下げている。ドルについては「緩やかに過大評価、成長や雇用の足かせになる」と指摘している。IMFの見解は米連邦準備制度理事会(FRB)の大半のメンバーの意見(年内利上げ)に反するものであり、FRB側の対応が注目される。 《SY》