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5月26日のNY為替・原油概況

2015/5/27 4:48 FISCO
*04:48JST 5月26日のNY為替・原油概況 26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円55銭から123円33銭まで上昇し、123円00銭で引けた。この日発表の米国の経済指標で、3月S&Pケース・シラー住宅価格指数、4月耐久財受注コア、4月新築住宅販売件数の上振れが好感され、連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測によるドル買いが強まった。 ユーロ・ドルは、1.0940ドルから1.0865ドルまで下落し、1.0875ドルで引けた。ギリシャの債務不履行(デフォルト)やユーロ圏離脱の可能性への懸念によるユーロ売りに、米利上げ観測のよるドル買いからの売り圧力も加わった。ユーロ・円は、134円50銭まで上昇後、133円67銭まで下落した。 ポンド・ドルは、1.5417ドルから1.5354ドルまで下落し、ドル・スイスフランは、0.9464フランから0.9532フランまで上昇した。 26日のNY原油先物は続落。58.88ドルから57.71ドルまで下落した。この日発表の米国の経済指標で、3月S&Pケース・シラー住宅価格指数、4月耐久財受注コア、4月新築住宅販売件数の上振れを受けて、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測からドル高が進行。原油も割高感から売りが先行した。 また、先週末発表の米ベーカー・ヒューズ社による米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数で、稼動中リグが前週比1基減だったことに改めて注目。生産調整の動きがほぼ一巡して、生産拡大に移行していくのではないかとの見方も売りにつながったもよう。引けは、前日比1.69ドル安の58.03ドル。 【経済指標】 ・米・4月耐久財受注:前月比-0.5%(予想:-0.5%、3月:+5.1%←+4.0%) ・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く):前月比+0.5%(予想:+0.3%、3月:+0.6%←-0.2%) ・米・4月製造業出荷・資本財(非国防・航空機除く):前月比+0.8%(予想:+0.2%、3月:+1.0%←-0.4%) ・米・3月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+5.04%(予想:+4.60%、2月:+4.99%←+5.03%) ・米・5月FHFA住宅価格指数:前月比+0.3%(予想:+0.7%、4月:+0.7%) ・米・4月新築住宅販売件数:51.7万戸(予想:50.8万戸、3月:48.4万戸←48.1万戸) ・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:1(予想:0、4月:-3) ・米・5月ダラス連銀製造業活動指数:-20.8(予想:-12.4、4月:-16.0) ・米・5月サービス業PMI速報値:56.4(予想:56.5、4月:57.4) ・米・5月総合PMI速報値:56.1(4月:57.0) 【要人発言】 ・ギリシャ政府当局者 「ギリシャと債権者が26日電話会談へ」 「ギリシャ当局者と債権者が27日にブリュッセルで協議へ」 ・フィッシャー米FRB副議長 「FOMC、利上げに際しては世界的な影響を考慮」 「安定維持の責務、国境内にとどまらない」 「世界経済の成長悪化すれば、米利上げペース減速も」 ・米FRB公定歩合議事録(3/30-4/27分) 「異常な厳冬がここ数カ月の経済成長の鈍化につながった」(12地区連銀) 「減速は一時的」(大部分) 「名目賃金の伸びを示す指標の動きは緩慢」 「物価は、政策目標の2%上昇を引き続き下回って推移した」 「7地区連銀が現在の肯定歩合の維持を推奨」 「ダラス、カンザス、クリーブランド、フィラデルフィアが0.25%引き上げ要求」 「ミネアポリスが0.25%引き下げ要求」 《KK》