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欧米為替見通し:米新規失業保険申請件数に要注目、減少ならばドル買い継続か

2015/5/21 17:20 FISCO
*17:20JST 欧米為替見通し:米新規失業保険申請件数に要注目、減少ならばドル買い継続か 本日21日の欧米市場のドル・円は、ギリシャ政府と国際債権団との債務協議を注視しながら、米国の経済指標、特に新規失業保険申請件数を見極める展開が予想される。 5月16日週の新規失業保険申請件数は、27万件と予想されており、前週の26.4万件からの増加が見込まれている。 米国の5月の雇用統計の調査対象週(12日週)の新規失業保険申請件数が、4月12日週の29.5万件から減少していることで、予想通りならば、雇用統計が改善する可能性は残されていることになる。 もし、新規失業保険申請件数が予想を下回って減少し、5月のフィラデルフィア地区連銀業況指数の雇用指数も改善していた場合、米国の5月の雇用統計の改善期待が高まることになる。 米国の4-5月の経済指標が景況感の改善を示す数字になった場合、明日22日のイエレン第15代FRB議長の講演では、6日の発言「株式市場のバリュエーションはかなり高い。長期金利が急上昇する可能性」が再表明され、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始の可能性が示唆される「イエレン・ショック」に要警戒か。 2年前の2013年5月22日、バーナンキ第14代FRB議長は、議会証言で「状況改善の継続を確認し、持続可能と確信できれば、今後数回の会合で資産買い入れを縮小することは可能だ」と発言した。 テーパリング(量的緩和縮小)を予告した「バーナンキ・ショック」は、市場を癇癪(テンパータントラム)に陥らせて、「テーパータントラム」と命名された。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30 英・4月小売売上高(除く自動車)(予想:+0.2%、3月:+0.2%) ・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27万件、前回:26.4万件) ・22:00 メキシコ・1-3月期国内総生産(前期比予想:+0.3%、10-12月期:+0.7%) ・23:00 ユーロ圏・5月消費者信頼感指数速報(予想:-4.8、4月:-4.6) ・23:00 米・4月中古住宅販売件数(予想:523万戸、3月:519万戸) ・23:00 米・4月景気先行指標総合指数(予想:+0.3%、3月:+0.2%) ・23:00 米・5月フィラデルフィア地区連銀業況指数(予想:8.0、4月:7.5) ・サンフランシスコ連銀総裁講演 ・欧州中央銀行(ECB)が4月理事会の議事要旨公表 《FA》