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欧米為替見通し:米国の物価、雇用指標に注目

2015/5/14 17:18 FISCO
*17:18JST 欧米為替見通し:米国の物価、雇用指標に注目 本日14日の欧米市場のドル・円は、ギリシャ政府と国際支援団との「チキンゲーム」の行方を注視しながら、米国の物価指標と雇用指標を見極める展開となる。 米国の4月の生産者物価指数は、原油価格の下げ止まりを受けてやや上昇することが予想されており、予想通りに上昇していた場合、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まることになる。 米国の先週の新規失業保険申請件数は、米国の5月の雇用統計の調査対象週(5月12日)週の前の週ということで、26-28万件程度で推移しているか否かを確認することになる。 米国の4月の小売売上高は、4344.33億ドルとなり、3月の4419.27億ドルからほぼ変わらずとなり、市場予想の前月比+0.2%を下回り、4-6月期の国内総生産(GDP)の算出に採用されるコア小売売上高も変わらずだった。 米国の1-3月期の国内総生産(GDP)確報値は、マイナスに落ち込む可能性が警戒されており、4-6月期のGDPも、1-3月期のGDPを的中させたアトランタ地区連銀が予想するように、前期比年率+0.7%程度で低迷する可能性が警戒されている。 しかしながら、米国民の4月の納税額が前年比440億ドル増えており、米国全体としては、雇用情勢の改善や株式市場の上昇を受けて個人の所得が増えたものの、消費に回らずに国家への納税となり、米国の財政状況が改善したことになる。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27.3万件、前回:26.5万件) ・21:30 米・4月生産者物価コア指数(前年比予想:+1.1%、3月:+0.9%) ・21:30 加・3月新築住宅価格指数(前月比予想:+0.1%、2月:+0.2%) ・02:00 米財務省30年債入札(160億ドル) 《MK》