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欧米為替見通し:4月の米小売売上高に要注目

2015/5/13 17:19 FISCO
*17:20JST 欧米為替見通し:4月の米小売売上高に要注目 本日13日の欧米市場のドル・円は、ギリシャ政府と国際支援団との「チキンゲーム」の行方を注視しながら、米国の4月の小売売上高を見極める展開となる。 米国の4月の小売売上高は、3月に比べるとやや低調な伸び率が予想されており、4-6月期の国内総生産(GDP)の算出に使用される小売売上高(自動車、ガソリンスタンドの売上、建材を除く)に注目することになる。 本日の米国債の入札は10年債(240億ドル)が予定されており、外貨建て資産への投資を増額させている本邦機関投資家からの応札が予想されることで、ドル買い圧力が強まることが予想されている。 イエレンFRB議長は、「イエレン・ダッシュボード」で注視している9つの雇用関連指標がリセッション(景気後退)前の水準を回復するまで利上げには踏み切らないと述べているが、直近のデータでは、3つの雇用関連指標が回復しているものの、依然として6つが回復していないことで、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始観測は後退している。 先日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「国際通貨基金(IMF)がギリシャのデフォルトの可能性で緊急計画を策定中」と報じたが、本日は、欧州当局関係者が「ギリシャのユーロ圏離脱に備えてユーロ圏を守るプランBの策定を各国が検討中」と述べた。 ツィプラス・ギリシャ政権は、6月末まで延長された救済策を背景に国際支援団に対して「チキンゲーム」を挑んでおり、72億ユーロの融資実行が先か、ギリシャのデフォルト(債務不履行)、ユーロからの離脱が先か、見極めていくことになる。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30 英・4月失業率(予想:2.2%、3月:2.3%) ・17:30 英・1-3月ILO失業率(予想:5.5%、12-2月:5.6%) ・18:00 ユーロ圏・3月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、2月:+1.1%) ・18:00 ユーロ圏・1-3月期域内総生産速報値(前年比予想:+1.0%、10-12月期: +0.9%) ・18:30 英国中央銀行が四半期物価報告 ・20:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-4.6%) ・21:30 米・4月小売売上高(前月比予想:+0.2%、3月:+0.9%) ・21:30 米・4月輸入物価指数(前月比予想:+0.3%、3月:-0.3%) ・23:00 米・3月企業在庫(前月比予想:+0.2%、2月:+0.3%) ・02:00 米財務省10年債入札(240億ドル) 《FA》