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*08:12JST 今日の為替市場ポイント：4月米雇用統計の大幅改善は期待薄との見方も 6日のドル・円相場は、東京市場では120円05銭から119円64銭まで軟調推移。欧米市場でドルは一時119円21銭まで続落し、119円46銭で取引を終えた。 本日7日のドル・円は119円台で推移か。8日発表の4月米雇用統計の大幅な改善は期待できないとの声が聞かれており、ドルの上値はやや重くなりそうだ。 ギリシャの債務問題に対する懸念は緩和されつつあり、ユーロは強い動きを続けている。報道によると、ギリシャ政府と債権団の債務協議は建設的な路線で進んでいる。6日に行われた欧州連合（EU）とギリシャ政府の協議では、年金や民営化、エネルギー分野における改革で進展があったようだ。 ドイツ政府がギリシャ支援の必要性について言及していることから、ギリシャが債務不履行に陥るリスクは除去されたとの見方が広がっている。ギリシャがユーロ圏から離脱する可能性は高いとの理由でユーロ売りを実行していた投資家はユーロの買い戻しに動いており、8日に発表される4月の米雇用統計が予想を下回る内容だった場合、ユーロは一段高となる可能性があるとみられている。 《FA》