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今日の為替市場ポイント:米経済情勢を考慮した場合、6月利上げは妥当ではない?

2015/5/4 8:00 FISCO
*08:00JST 今日の為替市場ポイント:米経済情勢を考慮した場合、6月利上げは妥当ではない? 1日のドル・円相場は、東京市場では119円37銭から119円86銭まで堅調推移。欧米市場でドルは一時120円29銭まで上昇し、120円20銭で取引を終えた。 本日4日のドル・円は主に120円台前半で推移か。米早期利上げの可能性は残されており、ドルは120円近辺で下げ渋る見込み。 1日に発表された米4月ISM製造業景気指数は、51.5で3月実績と同水準だった。市場予想の52.0をやや下回ったものの、特に悪い内容ではなかった。また同日発表された4月米ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は95.9で予想をやや下回ったが、特に弱い数字ではなかった。1年後のインフレ期待は速報値2.5%から2.6%に修正されていた。 ただし、ISM製造業の雇用指数は48.3に低下しており、市場関係者の想定を下回る水準だった。米製造業における雇用状況の改善が遅れているのは予想外ではないが、早期利上げにつながる要因ではないとみられている。 6月16日-17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、利上げが決定される可能性は消えていないが、現在の経済情勢を考慮した場合、6月に利上げを行うことは妥当とは言えないとの声が聞かれている。 《MK》