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前場に注目すべき3つのポイント~ファナック、東エレクなどの反応を見極め

2015/4/28 8:27 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファナック、東エレクなどの反応を見極め 28日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファナック、東エレクなどの反応を見極め ■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の買い越し ■前場の注目材料:Gunosy、ジグソー、リンクバルが東証マザーズに新規上場 ■ファナック、東エレクなどの反応を見極め 28日の東京市場は、企業決算の反応を見極めての相場展開になりそうだ。27日の米国市場は下落。連邦公開市場委員会(FOMC)や1-3月期GDP速報値などの結果を見極めたいとの思惑から下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20060円。円相場は1ドル119円15銭辺りで推移している。 主要企業の決算を受けた反応が注目されるが、注目のファナック<6954>は、15年3月期から配当性向を従来の2倍の60%に引き上げると発表。また、総還元性向で、今後5年間の平均で最大80%の範囲内で自社株買いを行うと伝えられている。この発表を受けて買いが先行するとみられ、日経平均をけん引する格好になりそうだ。 一方で東エレク<8035>は米アプライドマテリアルズとの経営統合契約を解約すると発表。三角株式交換も取りやめると伝えられている。1200億円上限、発行済みの8.59%に当たる自社株取得枠設定を発表しているが、アプライドとの統合比率にさや寄せしていたこともあり、売りが先行しやすいだろう。 その他決算を発表したところでは、コマツ<6301>、キヤノン<7751>などに売りが向かいやすいとみられる。米国ではアップルが決算を発表しており、時間外で上昇している。アップル関連などへの物色も意識されそうだ。祝日を前に方向感の出難い相場展開になりそうであり、決算のほか、テーマ性のある中小型株などに短期筋の資金が向かう格好か。 ■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の買い越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り840万株、買い1470万株、差し引き630万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 4月21日(火):460万株の買い越し 4月22日(水):420万株の買い越し 4月23日(木):290万株の買い越し 4月24日(金):360万株の買い越し 4月27日(月):290万株の買い越し ■前場の注目材料 ・ファナック、株主還元策を評価 ・米アプライドマテリアルズ、東エレクとの経営統合破談 ・Gunosy、ジグソー、リンクバルが東証マザーズに新規上場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> 特になし <海外> 特になし 《FA》
関連銘柄 4件
6301 東証プライム
4,086
10/11 15:00
+6(0.15%)
時価総額 3,976,275百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
5,040
10/11 15:00
-55(-1.08%)
時価総額 6,722,166百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07