マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 21:20:05
9,337,012
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今日の為替市場ポイント:米経済成長の鈍化懸念でドルは上げ渋る可能性

2015/4/27 8:08 FISCO
*08:12JST 今日の為替市場ポイント:米経済成長の鈍化懸念でドルは上げ渋る可能性 24日のドル・円相場は、東京市場では119円66銭から119円15銭まで下落。欧米市場でドルは一時118円83銭まで下落し、118円92銭で取引を終えた。 本日27日のドル・円は119円前後で推移か。米経済成長の鈍化が警戒されており、ドルは119円台前半で上げ渋る見込み。 米商務省が24日発表した3月耐久財新規受注は、前月比+4.0%で市場予想を大幅に上回ったが、民間設備投資の先行指標となる非国防資本財(航空機を除く)受注は-0.5%となり、7カ月連続で減少した。 3月の耐久財受注は強い内容とは言えず、29日発表される今年1-3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+1.0%程度になるとの見方が多い。1%未満になる可能性もあることから、市場関係者の間からは、6月利下げの可能性はほとんどなくなったとの声が聞かれている。 1-3月期の米経済成長が鈍化する可能性が高いことは2月の耐久財受注が発表された時点である程度想定されていたが、3月の耐久財受注も強い内容ではなかった。一部の市場関係者は、企業の設備投資意欲が低下していることやドル高の影響で4-6月期の経済成長は1%台にとどまるのではないか?と予想している。米国の利上げ開始時期は9月以降になるとの見方が増えているようだ。 《FA》