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*08:22JST 今日の為替市場ポイント：日銀による早期追加緩和の思惑が浮上 21日のドル・円相場は、東京市場では119円17銭から119円65銭まで堅調推移。欧米市場でドルは一時119円83銭まで上昇し、119円67銭で取引を終えた。 本日22日のドル・円は主に119円台後半で推移か。日銀による早期追加緩和観測が再浮上しており、ドルは底堅い動きを続ける見込み。 22日に発表される日本の3月貿易収支は、+446億円程度と予想されている。貿易収支が黒字になるのは2012年6月以来。財務省によると、日本の年間の貿易収支は2011年以降赤字を続けており、2014年の貿易赤字額は約12.8兆円で過去最大となっていた。 しかしながら、輸出額の増加によって日本の貿易収支は改善傾向にある。円安進行の影響で毎月の輸入額は減っていないが、原油安は輸入金額の大幅な増加を抑えている。為替相場が1ドル＝110円程度で推移すれば、輸入金額はやや減少することが予想されるため、貿易収支はさらに改善する可能性がある。為替相場がやや円高水準で推移し、原油価格が現在の水準で安定すれば、2015年の貿易収支は黒字となる可能性がある。 《KO》