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*16:26JST 外部環境の落ち着きを待ちたいところ【クロージング】 20日の日経平均は小幅続落。先週末比18.39円安の19634.49円（出来高概算20億8000万株）で取引を終えている。警戒されていた上海総合指数がしっかりとした推移を見せたことで、後場の日経平均は19700円台で推移する場面も見られたが、上海総合指数が一転して下げ幅を広げたことで日経平均は再びマイナス圏入りとなった。今夜の欧州株式市場への警戒も市場では残っていることから、先物市場ではオーバーナイトのポジション構築は回避されたもよう。 メガバンクがプラスを維持したものの先週末のような強い勢いは感じられない。リターンリバーサルの余韻といった感じで、月末の日銀金融政策決定会合での緩和期待による日銀ラリーではなさそうだ。日経平均が僅かな下落に留まったものの、東証1部全銘柄の7割強が下落となったことで、一部の大型株が指数を支えるやや歪な格好となっている。需給面などを考慮すると日本株はしっかりとした推移を見せると思われるが、悪化している外部環境が沈静化するまでは不安定な地合いが続く可能性はある。 《KO》