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*08:10JST 今日の為替市場ポイント：株安でもリスク回避の円買いは抑制される可能性 17日のドル・円相場は、東京市場では119円14銭から118円73銭まで下落。欧米市場でドルは一時118円57銭まで売られたが、118円93銭で取引を終えた。 本日20日のドル・円は119円前後で推移か。主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議（G20）では円安に対する批判は特になかったことから、株安でもリスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。 G20の声明文では、世界経済について「成長は緩やかなままであり、一様でない道筋をたどっている」との認識が示された。日本とユーロ圏の経済は改善していると指摘したが、新興国の経済については「ばらつきがある」との見方が示された。 ただし、ルー米財務長官は日本に対して、あらゆる政策手段を講じるべきとの見方を示したもようだ。日本の成長を加速させるような経済政策の導入を望んでいるのは米国だけではないかもしれないが、「あらゆる政策手段」には金融政策も含まれるとの声が聞かれている。日本銀行が早い時期に追加緩和を行う必要性はないとの見方もあるが、一部の市場関係者は、日銀は4月30日の金融政策決定会合で追加緩和の必要性について議論し、5月か6月に追加緩和を行うのではないか？と予想している。 《KO》