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後場に注目すべき3つのポイント~出遅れ銘柄や低位材料株での短期値幅取り狙いに

2015/4/16 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~出遅れ銘柄や低位材料株での短期値幅取り狙いに 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト ・ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ■日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト 日経平均は続落。96.20円安の19773.56円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えた。欧米市場は堅調だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19860円。円相場は1ドル119円10銭辺りでの推移となり、円高に振れて推移していることが重石となった。 その後、円相場が1ドル118円台に突入するなか、次第に利益確定の売りが強まる格好となり、日経平均の下げ幅は一時100円を超えている。セクターでは原油高の流れから鉱業、石油石炭などの資源株が堅調。その他、銀行、鉄鋼、パルプ紙、保険、ガラス土石、卸売、ゴム製品などがしっかり。半面、空運が2%を超える下落となったほか、サービス、精密機器、小売、化学、医薬品などが冴えない。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数がいずれも下げているが、中小型の弱さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、花王<4452>が軟調。一方でソフトバンク<9984>、ホンダ<7267>、日揮<1963>、東エレク<8035>などが下支え。 日経平均は一時19742.12円まで下げる局面をみせている。3月23日につけた戻り高値19778.60円を下回っているが、この水準までの調整は想定内であろう。この水準で下げ渋りがみられれば、3月の戻り高値が支持線として意識されることになる。一方で、これを明確に割り込んできたとしても、25日線までは許容範囲といったところだろう。 物色については業績等を手掛かりとした物色に向かいやすいが、日経平均が目先日柄調整との見方となるなか、上昇基調が続いていた銘柄には利益確定が進みやすい。一方で、先高期待は根強いため、長期低迷していた銘柄や相対的に出遅れている銘柄、低位材料株などによる幕間つなぎ的な流れに向かわせよう。 ■ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ドル・円は119円12銭付近で推移。ドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退していること、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.0673ドルから1.0747ドルまで堅調推移。大口のユーロ買戻しが持ち込まれたことで強含みに推移したものの、ギリシャ債務問題への警戒感から上値は限定的。ユーロ・円は、127円15銭から127円85銭まで堅調推移。 12時21分時点のドル・円は119円12銭、ユーロ・円は127円42銭、ポンド・円は176円78銭、豪ドル・円は92円39銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・日経平均は一時100円超の下落、ドル・円の円高傾向などが重し ・指数インパクトの高いファナック<6954>やファーストリテ<9983>が軟調 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 12:45 20年国債入札の結果発表 13:00 マンション発売(3月) 《KO》
関連銘柄 7件
1963 東証プライム
1,281.5
10/2 15:00
+12(0.95%)
時価総額 332,434百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
4452 東証プライム
7,041
10/2 15:00
-9(-0.13%)
時価総額 3,344,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,117
10/2 15:00
-69(-1.65%)
時価総額 4,156,305百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,542
10/2 15:00
±0(0%)
時価総額 8,379,667百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8035 東証プライム
25,080
10/2 15:00
-960(-3.69%)
時価総額 11,828,556百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
46,780
10/2 15:00
-1,930(-3.96%)
時価総額 14,886,378百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,476
10/2 15:00
-206(-2.37%)
時価総額 14,603,758百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17