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欧米為替見通し:米地区連銀経済報告とドラギ欧州中銀総裁の会見に注目

2015/4/15 17:14 FISCO
*17:14JST 欧米為替見通し:米地区連銀経済報告とドラギ欧州中銀総裁の会見に注目 本日15日の欧米市場のドル・円は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)とドラギ欧州中銀総裁の会見に注目することになる。 28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)での判断材料となる米地区連銀経済報告では、悪天候で低迷していた米国の3月の景況感が、4月以降に回復することが示されているか否かを見極めることになる。 米国経済に楽観的な見通しが示された場合、4月のFOMCでは、3月のFOMCで協議された出口戦略がさらに具体化する可能性が高まることになる。 FF金利の引き上げに向けた出口戦略では、FF金利を目標範囲へ誘導しながら、上限金利として「超過準備への付利金利(IOER)」、下限金利として「リバースレポ金利」が設定される。 3月のFOMCでは、上限金利と下限金利の金利差を拡大するという措置が協議されたが、4月のFOMCでは、米地区連銀経済報告の内容次第では、さらに踏み込んだ協議が予想されることになる。 本日開催される欧州中央銀行定例理事会では、政策金利を過去最低水準に据え置き、予見可能な将来にわたり政策金利が過去最低水準に留まるとの見通しが示されると予想されている。 ドラギ欧州中銀総裁の会見では、3月から始まった「公的部門証券買入プログラム(PSPP)」に関する質疑応答、そして、ギリシャの債務協議への見解に注目するとになる。 バルファキス・ギリシャ財務相とドラギ欧州中銀総裁は、16-17日のG-20財務相・中央銀行総裁会議が開催されるワシントンで会談する予定となっている。 【今日の欧米市場の予定】 18:00 ユーロ圏・2月貿易収支(予想:+210億ユーロ、1月:+79億ユーロ) 20:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数 20:45 欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表(現状維持の予想) 21:30 米・4月NY連銀製造業景況指数(予想:7.17、3月:6.90) 22:15 米・3月鉱工業生産(前月比予想:-0.3%、2月:+0.1%) 22:15 米・3月設備稼働率(予想:78.6%、2月:78.9%) 23:00 米・4月NAHB住宅市場指数(予想:55、3月:53) 03:00 米地区連銀経済報告書公表 05:00 米・2月対米証券投資(1月のネット長期TICフローは-272億ドル) ブラード米セントルイス連銀総裁が講演予定 《KO》