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*08:19JST 今日の為替市場ポイント：米国株安を意識してリスク選好的なドル買い縮小も 13日のドル・円相場は、東京市場では120円10銭から120円65銭で推移。欧米市場でドルは120円84銭まで買われた後に119円68銭まで反落し、120円13銭で取引を終えた。 本日14日のドル・円は主に120円台前半で推移か。米国株安を意識してリスク選好的なドル買いは縮小する可能性がある。 内閣官房参与の浜田宏一氏（米エール大名誉教授）は13日にBSフジの「プライムニュース」に出演し、ドル・円相場について「 購買力平価からすると105円ぐらいが妥当」との見方を示した。日銀の金融政策については、「うまく働いている」と述べており、現行の量的緩和策は有効に機能していることを示唆した。 外為市場では浜田氏の発言を受けて円買いが活発となり、ドル・円は一時119円68銭まで下げる場面があった。ただし、リスク回避的なドル売り・円買いは長続きせず、ドルはまもなく120円台に戻している。119円50銭以下には機関投資家などのドル買い注文が残されているとの市場参加者の指摘もあり、具体的なドル売り材料がいくつか提供されてもドルが119円を大きく下回る可能性は低いとみられている。 《KO》