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*16:20JST 改めて米雇用統計を織り込み、踏ん張りならリバウンド強まる【クロージング】 6日の日経平均は小反落となり、37.10円安の19397.98円（出来高概算15億9000万株）で取引を終えた。3日の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数は前月比12.6万人増となり、増加幅は市場予測の平均値（25万人）の半分程度にとどまった。予想を下回った雇用統計を受けて、日経平均は19300円を割り込んで始まった。 ただし、海外勢のフローが限られる一方で、年金資金による買いに対する期待は根強く、売り一巡後は19400円を回復するなど下げ幅を縮めている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割近くを占めている。もっとも、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などが上値の重しだったが、東証2部、ジャスダック平均、マザーズ指数はプラスとなり、ムードは悪くなかった。 東証1部の売買代金は1兆6776億円と、2014年12月30日の大納会以来、約3カ月ぶりの低水準にとどまった。海外フローが限られていた影響が大きいが、明日は今晩の米国市場で雇用統計の反応のほか、改めて海外勢の売り圧力が意識されてくる可能性はありそう。ここで踏ん張りが見られてくるようだと、19500円処を意識したリバウンド基調が強まる可能性が期待されてくる。 《KO》