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海外勢の売り圧力低下なら3月31日の大陰線を埋めてくるか【クロージング】

2015/4/2 16:31 FISCO
*16:32JST 海外勢の売り圧力低下なら3月31日の大陰線を埋めてくるか【クロージング】 2日の日経平均は大幅反発となり、277.95円高の19312.79円(出来高概算23億8000万株)で取引を終えた。1日の米国市場では、3月ADP雇用統計やISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことから、終日軟調な展開だった。手掛けづらい環境ではあったが、日経平均は前日までの調整で一時19000円を割り込んだこともあり、自律反発の流れとなった。 19100円を回復して始まった日経平均は、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、早い段階で25日線をクリア。抵抗線を無難にクリアしたこともあり、押し目買いの動きが強まっている。日本郵政は2015年度からの中期経営計画を発表。傘下のゆうちょ銀行は17年度に外国債券や株式への投資を現状より3割多い60兆円とし運用収益を増やす計画が伝えられ、新年度入りに伴う年金資金流入への期待なども再燃する状況となった。 TOPIX型のインデックス買いが断続的に入っており、日経平均は後場半ばには19400円を回復している。25日線レベルまでのリバウンドは想定されていたが、そこから200円幅上昇しており、やや意外感があった。海外勢は週末に聖金曜日の祝日を控えていることからフローが減少するとみられている。海外勢の売り圧力が小さかったことも、上げ幅の拡大につながった感はありそうだ。 明日は週末に米雇用統計の発表を控えているため様子見ムードが強まりやすいだろうが、海外勢のフローが限られる中では、底堅さが意識されそうだ。そのほか、野村の投信設定も控えているため、3月31日の大陰線を埋めてくる展開も意識しておく必要がありそうだ。 《KO》