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*08:23JST 今日の為替市場ポイント：欧米株安を意識してドルは上げ渋る見込み 3月31日のドル・円相場は、東京市場では120円37銭から119円95銭まで下落。欧米市場では一時119円78銭まで下落したが、120円11銭で取引を終えた。 本日4月1日のドル・円は120円前後で推移か。欧米諸国の株安を意識してリスク選好的な円売りはある程度抑制される見込み。 本日発表される日銀短観3月調査では、大企業製造業DIは+14、非製造業DIは+17と予想されている。前回調査との比較でDIはいずれも改善する見込み。原油安が円安によるコスト増加の影響を打ち消しており、中小企業製造業のDIも改善が予想されている。 企業景況感の改善は株式市場に対する支援材料となるが、これについては織り込み済みとの見方が多いようだ。市場関係者の間では、企業景況感の改善は賃金動向や物価見通しに一定の影響を与えるとの見方が広がっており、日銀短観3月調査が改善した場合、日銀による追加緩和への期待は後退する可能性がある。 《KO》