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NY株式:ダウは200ドル安、雇用統計控え利益確定が優勢

2015/4/1 7:32 FISCO
*07:32JST NY株式:ダウは200ドル安、雇用統計控え利益確定が優勢 3月31日の米国株式相場は下落。ダウ平均は200.19ドル安の17776.12、ナスダックは46.56ポイント安の4900.88で取引を終了した。前日の主要株価の急騰から利益確定の売りが先行。雇用統計など週後半に主要経済指標の発表が控えていることや、四半期末となることで手控える向きも多く、終日軟調推移となった。3月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を下回ったほか、NY原油相場が前日比で約2%強下落していることも嫌気された。セクター別では、自動車・自動車部品を除いて全面安となっており、特に医薬品・バイオテクノロジーや半導体・半導体製造装置の下落が目立った。 原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が下落した。ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)は約41億ドルを出資し、投資会社を新設したことが報じられたが小動きとなった。ITサービスのIBM(IBM)は、情報収集・分析を支援する新事業に約30億ドルを投資することが報じられ、軟調推移となった。一方で、ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)は、同業のブライトハウス・ネットワークを104億ドルで買収合意したことが報じられ上昇。旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移となった。 3月31日で1-3月期が終了となったが、ダウ平均は約2年ぶりに下落となった。一方でヘルスケアセクターなどが牽引しナスダック総合指数は3.5%の上昇となった。 (Horiko Capital Management LLC) 《KO》