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*08:23JST 今日の為替市場ポイント：ギリシャ懸念緩和でリスク選好的なドル買い継続も 昨日11日のドル・円相場は、東京市場では119円29銭から119円73銭までやや堅調推移。欧米市場では120円48銭まで上昇し、120円42銭で取引を終えた。 本日12日のドル・円は120円台で堅調推移か。ギリシャ債務問題に対する市場の懸念は緩和されており、リスク選好的なドル買いは継続する可能性がある。 11日の欧米市場では、ギリシャの債務協議で進展がみられたことから、リスク回避的なユーロ売りは縮小し、ユーロは対円で上昇した。ギリシャ政府とユーロ圏財務相はギリシャの救済プログラムを延長することで合意に向かっているようだ。16日に予定されている次回会合でギリシャ政府と債権者側の協議はさらに進展する可能性があることから、リスク回避的な取引は当面縮小するとの声が聞かれている。 ただし、ギリシャ政府は現行の救済計画をそのまま延長することを容認しないとの見方が出ていることから、救済プログラムが一部変更される可能性はある。また、救済プログラムの延長が決定されても、ギリシャの債務問題が根本的に解決されるわけではなく、債務削減への道のりは険しいとの意見もある。 《KO》