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*07:51JST 今日の為替市場ポイント：ユーロ圏臨時財務相会合に注目か 昨日10日のドル・円相場は、東京市場では118円40銭から118円75銭で推移。欧米市場でドルは119円62銭まで上昇し、119円44銭で取引を終えた。 本日11日のドル・円は119円台で推移か。欧米諸国の株高を意識してリスク選好的なドル買いは継続する可能性がある。 10日の欧米市場では、ギリシャの債務問題に対する懸念が多少緩和されたことで欧米諸国の株式相場は堅調に推移した。ショイブレ独財務相は、「欧州委員会が妥協案を提示し、ギリシャに6カ月間の支援延長申請を求めたというのは、間違い」と指摘したが、ギリシャ政府と債権者の交渉が決裂したわけではなく、協議進展への期待は維持されているようだ。 市場関係者の間では、最終的にはギリシャ政府がある程度譲歩することで債務問題は一応の決着を見ることになるとの意見が多いようだ。11日に開かれる臨時のユーロ圏財務相会合（ユーログループ）では、ギリシャ政府と債権者の双方が合意可能な妥協案について議論されるものとみられている。ギリシャ政府は支援受け入れを回避したい意向だが、債権者側はギリシャの債務不履行やユーロ圏からの離脱を望んでいないことから、ギリシャにとって有利な条件で支援が行われる可能性は否定できない、との声が聞かれている。 《MK》