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*17:05JST 欧米為替見通し：米国1月の非農業部門雇用者数、過去のパターンに要警戒 本日6日の欧米市場のドル・円は、ギリシャ情勢や米国1月の雇用統計を見極める展開となる。 米国1月の雇用統計では、12月の「賃金上昇無き雇用回復」から改善できたか否かを見極める展開となる。 米国1月の非農業部門雇用者数は、前月比+23万人と予想されており、最低予想は+18万人、最高予想は+28.6万人となっている。 過去10年間のパターンでは、米国1月の非農業部門雇用者数は、季節的な要因もあり、市場予想よりも5万人程度低い数字となっている。 すなわち、今回の市場予想は、+23.0万人なので、過去のパターンからは、5万人少ない+18万人程度になるネガティブ・サプライズに警戒することになる。 米国1月の雇用統計が予想を上回る改善を示していた場合でも、8日のギリシャ議会での審議への警戒感から上値は限定的か。 ツィプラス・ギリシャ首相は救済条件に反対する立場を堅持すると再表明しており、8日には、ギリシャ議会での冒頭演説で政策の説明を行い、内閣信任投票が実施される。 【今日の欧米市場の予定】 18：30　英・12月商品貿易収支（予想：-91億ポンド、11月：-88.48億ポンド） 22：30　米・1月失業率（予想：5.6％、12月：5.6％） 22：30　米・1月非農業部門雇用者数（前月比予想：+23万人、12月：+25.2万人） 22：30　米・1月平均時給（前月比予想：+0.3％、12月：-0.2％） 22：30　カナダ・1月失業率（予想：6.7％、12月：6.7％） 02：45　ロックハート米アトランタ連銀総裁講演（米経済） 05：00　米・12月消費者信用残高（予想：150億ドル、1月：140.81億ドル） 《KO》