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*07:00JST NY株式：ダウは6ドル高、ECBのギリシャ債担保受け入れ撤回で上げ幅縮小 4日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は6.62ドル高の17673.02、ナスダックは11.04ポイント安の4716.70で取引を終了した。1月ADP雇用統計が市場予想を下回ったほか、前日まで反発基調にあった原油価格が再び下落に転じたことが嫌気され、売りが先行したものの、主要企業の好決算や1月ISM非製造業景況指数が上振れたことを好感して緩やかに上昇する展開となった。しかしながら、欧州中銀(ECB)がギリシャ国債の担保受け入れを撤回したことをきっかけに、引けにかけて上げ幅を縮小した。セクター別では、メディアや自動車・自動車部品が上昇する一方、医薬品・バイオテクノロジーやエネルギーが下落した。 エンターテイメントのウォルト・ディズニー（DIS）は好決算を発表して上昇、最高値を更新した。自動車最大手のGM（GM）も予想を大きく上回る決算を発表して上昇。製薬のファイザー（PFE）は食品医薬品局（FDA）より乳癌治療薬開発への承認を受け、堅調推移となった。一方で、事務用品小売りのステープルズ（SPLS）は、同業のオフィスデポ（ODP）を63億ドルで買収することに正式合意したものの、前日に急騰していたこともあり反落。また、ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)や、アパレルのラルフローレン(RL)は冴えない決算を発表して軟調推移となった。 NY原油先物相場は、1バレル48ドル台まで急落した。米エネルギー情報局（EIA）週報で石油在庫が軒並み増加したことから供給過剰懸念が再燃している。 （Horiko Capital Management LLC） 《KO》