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*08:19JST 今日の為替市場ポイント：豪準備銀行の定例理事会に注目へ 昨日2日のドル・円相場は、東京市場では116円66銭から117円88銭まで堅調推移。欧米市場では一時117円12銭まで下落したが、117円69銭まで反発し、117円63銭で取引を終えた。 本日3日のドル・円は117円台で推移か。NYダウの大幅反発や米長期金利の上昇を意識して、リスク回避的な円買いは抑制される見込み。 豪準備銀行（RBA/中央銀行）は3日に定例理事会を開催し、政策金利を決定する。市場関係者の多くは現状維持（2.50％）と予想しているようだ。利下げ観測が浮上し、1月末にかけて豪ドルが大きく下げる場面があったが、2月利下げの可能性はやや低下したことでリスク回避的な豪ドル売りは一巡したもよう。 しかしながら、RBAは3月以降に利下げを行うとの見方は後退していない。RBAは現在の豪ドル相場（1豪ドル＝0.78米ドル前後）は適正な水準ではなく、利下げによって1豪ドル＝0.75ドル程度まで豪ドル安が進行することを期待しているのではないか、との見方が出ている。欧州中央銀行（ECB）が大規模な量的緩和策を導入したことや中国の金融緩和もRBAの金融政策に大きな影響を与えていることは否定できない。 《KO》