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今週の相場で注目すべき3つのポイント:トヨタ決算、株主還元策、米雇用統計

2015/2/2 7:09 FISCO
*07:12JST 今週の相場で注目すべき3つのポイント:トヨタ決算、株主還元策、米雇用統計 ■株式相場見通し 予想レンジ:上限17900-下限17400円 今週は、引き続き決算を手掛かりとした物色が続くことになる。これまで発表した決算をみても、発表とあわせて自社株買い、配当の増額修正、株式分割といった株主還元策などの合わせ技を出してくる企業が目立つ。また、年金資金と見られる買いが断続的に入り先高感の強い相場展開のなか、下方修正だとしても、需給妙味の大きい銘柄などは、悪材料出尽くしとの見方にもなりやすい。 30日の米国市場はNYダウが250ドルを超す下落だった。10-12月期実質国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったことにより、米景気に対する楽観論が後退した。また、今週は4日に1月の米ADP雇用統計、6日に1月の米雇用統計が発表される。 全体としてはこう着感の強い相場展開に入りやすい。ただし、先週もみられたように、年金資金とみられる買いによって、米国株安をはねのけてくる可能性はあるだろう。その中、今週はトヨタ<7203>の決算を迎える。サプライズ感のある株主還元策等が合わされば、こう着相場がコンセンサスのなか、日経平均は現在のもち合いレンジから、節目の18000円を意識したトレンドに向かう可能性はある。 ■為替市場見通し 今週のドル・円は、今週のドル・円は、米国1月の雇用統計やギリシャ新政権とトロイカ(欧州連合・国際通貨基金・欧州中央銀行)との交渉を見極める展開となる。2月末のギリシャ金融支援プログラムの期限に向けて、ギリシャ新政権の態度が硬化し、債務減免交渉が決裂した場合、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念、ギリシャのユーロ離脱懸念が高まることになる。 しかしながら、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産への投資増額(23%⇒40%)への市場の期待は高いだけに、ドル・円の下値は限定的だと予想される。 ■今週の注目スケジュール 2月2日(月):新車販売台数、中HSBC製造業PMI確定値、米ISM製造業景気指数など 2月3日(火):マネタリーベース、米製造業受注指数、三菱UFJ決算、など 2月4日(水):中HSBC総合PMI、米ADP全米雇用報告、トヨタ決算など 2月5日(木):車名別新車販売台数、米新規失業保険申請件数、米貿易収支など 2月6日(金):景気動向指数、独鉱工業生産指数、米雇用統計など 2月8日(日):中貿易収支など 《TM》
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01