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上方修正の動きが目立つ、出遅れ株には先回りの動きも【クロージング】

2015/1/28 16:29 FISCO
*16:30JST 上方修正の動きが目立つ、出遅れ株には先回りの動きも【クロージング】 28日の日経平均は続伸し、27.43円高の17795.73円(出来高概算23億1000万株)で取引を終えた。27日の米国市場ではマイクロソフトや米キャタピラーなど主要企業の決算が嫌気され大幅下落となるなか、日本株市場は利益確定の流れが先行した。しかし、寄り付きの17615.93円を安値に、その後はじりじりと下げ幅を縮めた。さらに、日銀のETF買い入れへの思惑のほか、米アップルの時間外の上昇が今晩の米国市場に好インパクトを与える可能性が期待されるなかプラス圏を回復すると、大引け間際には一時17800円を回復する局面をみせている。 28日の米国市場では前日の大幅な下げに対する自律反発が期待されるところ。米北東部の猛吹雪の影響が通過することで市場参加者も増えると考えられ、アップル、ヤフーの時間外の上昇によるインパクトも踏まえて、期待は大きそう。ただし、連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表となるが、金融政策の現状維持が予想されている。利上げ時期が早まる可能性は低いとみられてはいるものの、声明文の解釈次第で波乱につながる可能性は意識しておきたいところか。 もっとも、東京市場についてはNYダウの大幅な下げに対して、相当強い動きを見せた格好。インデックスに絡んだ商いによる影響もあるだろうが、個人主体による中小型株への物色意欲の強さも窺える。日経平均は大発会の高値をクリアし、昨年12月高値を意識したトレンド形成である。決算等を睨みつつの相場展開ながらも、上方修正の動きが目立っており、弱いトレンドが続いていた銘柄などには、先回り的な物色に向かわせやすい。また、予想を下回ったとしても、アク抜けとの意識になりやすく、見直しの流れにも向かわせやすい。