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*08:34JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる～フィスコ・アナリスト別予想！ 【小幅安となる】17300-7500円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い先行の展開になりそうだ。また、25日に行われたギリシャ総選挙結果は、緊縮財政に反対する急進左派連合が圧勝した。これを受けてユーロ相場は一時、1ユーロ130円台に突入している。織り込み済みに期待したい面もありそうだが、欧米市場の反応を見極めたいところであろう。 日経平均は先週の上昇で大発会の高値水準をとらえてきている。短期的な達成感が意識される一方で仕切り直しへの期待も。ボリンジャーバンドでは中心値（25日）と+1σとのレンジ内での推移。一目均衡表では雲上限での攻防になりそうである。雲上限は17453円辺りに位置しているが、上値抵抗は避けたいところ。17300-7500円のレンジを想定する。 【小幅安となる】外部環境頼みで推進力に欠ける展開=フィスコ田代 昌之 前週の日経平均は週間ベースで647.59円の上昇となった。日銀金融政策決定会合開催を受けて、一部ブローカーが「付利撤廃」への思惑から先物、為替に仕掛け的な買いを入れる場面も見られた。結局「金融政策の現状維持」となったが、ECBによる量的緩和策実施への期待感が高まり指数の反発基調は継続。22日のECB理事会では、市場の予想を上回る「ドラギバズーカ」が炸裂したことから週末も買い優勢に。25日にギリシャ総選を控えていることから商いは低迷となったが、終値ベースでは今年初の17500円台乗せとなった。 円建てCME先物は先週末の225先物比100円安の17410円。欧州株式市場では独DAX指数が史上最高値を更新する強い動きを見せたが、米国株はまちまちとなった。日経平均は外部環境を材料に動いていることから、欧米株と比べるとどうしても推進力に欠ける。決算発表が本格化する今週は、個別株物色が中心となり日経平均は17500円レベルを上値抵抗とした展開となろう。 《KO》