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今日の為替市場ポイント:カナダ中銀が予想外の利下げ

2015/1/22 8:27 FISCO
*08:31JST 今日の為替市場ポイント:カナダ中銀が予想外の利下げ 昨日21日のドル・円相場は、東京市場では118円83銭から117円30銭まで軟調推移。欧米市場では117円18銭から118円17銭まで反発し、117円92銭で取引を終えた。 本日22日のドル・円は118円前後で推移か。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表を待つ状況となる。量的緩和策の導入は織り込み済みであり、緩和規模(国債買い入れ額)を見極める展開となる。緩和規模が予想通りであれば、ユーロ買い・円売りがやや強まる可能性がある。 21日の欧米外為市場では、ECBの金融政策に関する報道とカナダ中銀の予想外の利下げを受けてユーロ買い・カナダドル売りが急拡大した。一部報道によると、欧州中央銀行(ECB)は3月より、月額500億ユーロ相当の債券買い入れを開始するもようだが、市場関係者の間からは緩和規模は不十分との声が聞かれている。 カナダ中央銀行は21日、政策金利を1.00%から0.75%に引き下げることを発表した。利下げは予想外。カナダ中銀の声明では、最近の原油価格急落が経済成長やインフレ率に悪影響を与える可能性を考慮したとの見解が示された。スイス中央銀行の対ユーロでのフラン相場上限撤廃は一部投資家に大きな打撃を与えたが、カナダ中銀の予期せぬ利下げは通貨安を意図したものではないか、との思惑が浮上しており、一部投機筋が受けたダメージは小さくないようだ。 《KO》