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全体はこう着、決算など個別対応になりそう【クロージング】

2015/1/21 16:47 FISCO
*16:48JST 全体はこう着、決算など個別対応になりそう【クロージング】 21日の日経平均は反落となり、85.82円安の17280.48円(出来高概算21億8000万株)で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードもあるなか、利益確定の売りが先行。その後、後場寄り付き直前に日銀の金融政策決定会合で「金融政策の現状維持」との結果が伝わると、先物主導で値動きの荒い展開となり、一時17200円を割り込む局面もみられた。 ただ、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和への期待などから下値も限られ、日経平均は25日線レベルでの攻防となった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超え、全体の7割を占めている。セクターでは、空運、ゴム製品、陸運、小売、繊維、鉱業などが堅調。半面、保険、その他金融、電力ガス、機械、精密機器、非鉄金属、証券、倉庫運輸、銀行などが冴えない。 日経平均は一時17200円を割り込む局面もみられたが、5日線が支持線として機能。下ひげを残す格好で終値では25日線を上回っている。もうしばらく、25日線の支持線として機能してくるかを見極める必要がありそうだ。明日はECBの量的緩和への思惑から底堅い値動きが期待されるが、これを通過すると週末のギリシャ総選挙に関心が向かうなか、方向感は掴みづらくなりそうだ。 一方で、決算発表が今後本格化するなか、個別での対応になりそうである。また、相対的に出遅れている銘柄等への見直しの動きもみられている。中小型株が中心になりそうだが、テーマ株での循環物色も続きそうだ。 《KO》